生かすノート

「生きる」とはなにか?を明るく軽やかに探究していくブログ

エイブラハムの「感情のスケール」を使って簡単に波動を改善する方法

自分が放っている波動(周波数、Hz、振動数のこと)があり、それに同調した現実が引き寄せられてくる。現実創造される。というのはわかっているのですが、

気分が落ち込んだときに、波動を高くさせるためには、いきなり前向きになってワクワクしろというのが難しいときがあります。できないと自責してしまうし、いい方法はないかなと思っておりましたが、ヒントになるような考えかたを見つけました。

それは、

感情を少しずつましな感情に移行させる

ということです。

この考え方は、エイブラハムの本、(新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え)の第22章にある「感情のスケール」を参考にしたものです。この「感情のスケール」の目盛りの段階を見ると、ポジティブからネガティブのグラデーションがとてもよくわかりやすいです。

そして、波動を高めたい、振動数を上げたいときに、いきなり一番高い波動を目指すんじゃなくて、一段か二段上なら簡単にできそうじゃないか?と思ったのです。

エイブラハムの「感情のスケール」

新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え P147 にある、この表です

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感情と波動の周波数の関係について、本の中にこのように書かれています。

P146 感情によって波動の周波数が異なります感情はあなたが放つ波動の周波数を示しているといえます。感情は"ソースエネルギー"との同調の程度を示し、気分が良ければ望むものとの同調を認めている

英訳なのでしっくりこない言葉*1もあったため、言葉を足したり、表現を調整して自己流につくってみました。それがこちら。

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エイブラハム「感情のスケール」by 生かすノート

例えば、絶望して死にたいと感じるほどのとき(この表で言う22番)に、満足したり安心したり(この表で言う7番)するのは難しいけれど、怒り(17番)や退屈(8番)くらいなら目指せそう

そのために、今いる状況よりも少しだけ気分の良くなる思考をしてみます。
怒ってみたら、ほっと安堵して心が軽くなって、その反動でさらにポンと上に行けたりする。さらに、感謝できる部分に目を向けられたりするようにもなります。

「感情のスケール」は意図的に上ることができる

これは考えるプロセスであり、新しい思考が前よりも解放感を与えてくれるかどうかを評価するプロセスです。とエイブラハムも言っています。

少しでも解放感を高めることを目指して、考えて感じるという手順を繰り返します。

たとえば、
今は「感情のスケール」の22にいるとします。気持ちが絶望的で最悪で、ネガティブになりモヤモヤしてばかり。そんな状態でありながら、頭の中でできることとしては、次のような感じです。

  • 今この最悪な出来事の登場人物の心境を妄想したり、
  • 本当は自分はこう思っててこうしたかったのにできなかった、と自分の言い分を整理したり、
  • ネットでそれについて情報収集をしたり、
  • 悪と思える側の人の苦しみを想像したりします。

そうすると、

22 絶望「何もかもダメだし人生は暗い。自分もどうしようもない」

19 嫌悪「自分が嫌だし、相手も嫌いだ」

17 怒り「ていうか、なんで一生懸命生きているのに、こんな目に遭わなくてはいけないのか」

10 不満 「もっとこんな風だったらいいのに。今は満足できる状況じゃないな」

というふうに思考の変遷が起こり、感情が流動的に変わっていっています。

感情の部分を「感情のスケール」に当てはめると、数段階ずつスケールを上がって行っています。 気分は相対的に楽になっています

不満まで上ったら、一旦スッキリが起きて、こう思えたりします「さっきの絶望よりはマシな気分。自分で調整できて偉かったし、この話はもういいや。脇においておこう。」ここで考え苦しむのが一旦止まります。

これって、波動が少し上がったおかげで、 ”まあいいやとあまり執着しなくなった自分” というパラレルに移行したとも言えますよね?

よりよい気分に意識的に至る

このように、気分が悪くなったときには、毎回それを自覚し、この表を見るようにしています。

そして、今より一段だけ上でいいから、ちょっとだけ意識的に波動を上げてみようってやってみるといいと思います。

怒りがダメな感情だなんて思わなくて大丈夫。このとき選んだ「怒り」の思考でも、その前に味わっていた絶望感や鬱状態よりも、気分が楽だということを受け入れるのです。怒りの思考は、鬱状態の絶望的な思考よりも自分には力があるという感覚を伴っています。そのため、怒りの思考は、鬱状態よりもソースエネルギーとのつながりを取り戻せています。

・憤りを感じると、うつ状態、悲しさ、絶望、恐れ、罪悪感、無力感から解放される。
・復讐心が湧くと、憤りから解放される。
・怒りが湧くと、復讐心から解放される。
・他人のせいにすると、怒りから解放される。
・打ちのめされているとき、他人のせいにする気持ちから解放される。
・苛立ちが湧くと、打ちのめされている状態から解放される。
・悲観的になると、苛立ちから解放される。
・希望が湧くと、悲観的な見方から解放される。
・楽観的になると、希望にすがっている状態から解放される。
・前向きな期待が湧くと、楽観的になるしかない状態から解放される。
・喜びを覚えると、前向きに期待するしかない状態から解放される。

新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え P153

波動が改善したことを認めると、無力感が和らぐはずです。

感情を少しずつましな感情に移行させる

どうでしょう?今よりちょっと上ならできそうな気がしませんか?


バシャールブログのこの記事にも、同じようなことが書いてあり、印象的でした。
バシャール:勢いがついく前に | the PLANET from NEBULA

これのこの部分。

どうしたって日常を過ごしていると、物質的脳(エゴ)がネガティブで不快な想いを引っぱってきてしまいます。ですから、少しでも不快な気持ちを察知したら、直ぐに『心地よい感情がする』方へ意識のフォーカスを移してください。

↑この「心地のよい感情」という部分、
誰がどう見ても絶対的にポジティブだという「喜び」「愛」「感謝」などのレベル(この表で言う1番)の心地よさまですぐに行けなくても、 「『今いるところよりかは相対的に』心地のよい感情」へ意識が向かうようにすればいいと考えると、少し簡単そうに思えて肩の荷が降ります。たったそれだけでも、今よりは振動数が上がり、それにともなって不快な体験も引き起こされなくなっていくと思います。

自分が今どんな感情を感じているのか?をキャッチできれば、その現在地点から波動を上げることはできます。自分自身を内観し、感情の現在地点がわかれば、もう大丈夫です。それが一番大切ですね。

*1:あまり言葉での表現に忠実に考えない方がよいようです。本の中でも、次のように説明されています。” P148 ここにある感情を表す言葉が、誰にとっても完全に正しいわけではありません。事実、感情を言葉で表す事は混乱を招き、感情のスケールの本来の目的からそれてしまいかねません”