199さんのまとめを読んでいたら、108さんという方が頻繁に出てきました。
気になったので、関連記事を読んだり、108さんのまとめなどもみていたら、「ザ・チケット」という本を出しているらしいと知りました。でじたる書房で買ってみました。
1.書籍の紹介
■著者紹介
願望実現と幸せへの道を、求め続けて数十年。
あらゆる試行錯誤の末、たどり着いた結論は意外なものでした。
それは、本当に意外なところにあります。
どうぞ、みなさんもそれを手にしてください。
「こんなに簡単なことだったのか!」
あなたはショックを受けたあと、思わず笑い出してしまうでことでしょう。
すごい。。今までのはなんだったのか…?
今まで見た願望実現の本より、またひとまわりメタな視点の話。
要するに、「エゴの支配から逃れて自由になりたい」と願ったり、幸せを実現したいと考えて、さまざまなテクニックをスピリチュアルな方法論を用いることで、一瞬エゴの外側の光明を見出しているようにみえて、あくまでエゴの範囲内であっただと。
2章は、エゴの内部にいながら「別の領域」(おそらく、ソースとかと同じ意味だが、読むとわかります」を利用するためのメソッド。これだけでも十分効果がありそう。
1,2章はほかのいろいろな願望実現の説明をしている内容と同じ感じです。しかし、(3,4,5,6飛ばして)7章はそれらをひっくり返しています。この本の核心である。思考の変容、パラダイムシフトである。
願望実現に関して、「正しく意図し、感情を強く伴えば実現化する」と思ってたのですが、それが崩れました。
他者の願望実現や他者の幸せについても、少し考えが変わりました。
「どんな人も幸せになっていい」という考えが世の中にはあって、一部のアセンデッドマスターたちはそれを説いていますが、今までわたしはそれを本気で理解することができませんでした。心のどこかで、「悪は裁かれるべきだ」と考えていた。
しかし、これを読むと、「どんな人も幸せになっていい」というのがわかる気がしてきました。どんな人も、その人の行いと彼の幸福とを関連づける必要がないのです。
2.【要約】15個の抜粋ポイント(書籍の引用)
そしてわれわれはそれに薄々気づいている。エゴによる幸福獲得ゲームはもうもたなくなっている
エゴの引力圏を脱したとき、恐れはあなたを捉えることができなくなってしまう。恐れはエゴの存在基盤だから。
今まではエゴの領域から四苦八苦して現象をコントロールしようとしてきた。われわれが延々やってきたことは「結果をコントロールしたい」ということ。それは正しい方法と正反対である
結果ではなく原因の領域に飛び込まなければいけない
エゴの領域を離れるということは、あなたは全てを得ているということを知る、ということ。「なにもしないこと」
「手に入れた」「創造した」「引き寄せた」というのは、あくまであなた方の「印象」です。どれも真実から程遠い表現です。本当はもう既にあるのです。エゴの理屈を支えるために、既にあるものを回りくどい形で認識している。
あなたは既に、全てを実現している。ということは、あなたは本当は、既にエゴを解放しているということ。そんなふうに見えなくても構わない。そのうち受け入れる。
あなたが現在「何かを手に入れていない」と感じているとしたら、それはほとんどが罪悪感によってせき止められているせい。完全にエゴの発想。「自分はこれを手に入れる資格がない」という、自分への認定。
それを持つことを、自分に認めているかどうか
従来の条件付けを無意識的に持ち出さない。意識的に条件付けをキッパリはねつける。
全てを既に得ているということを、受け入れることだけ。感情・行動・思考・観念と、あなたの幸せとを完全に切り離してください。
何もしなくていいと言われても途方に暮れるはず。関連づけを放棄するメソッド:「わたしは何を考えてようがいまいが、願望を実現していい」という見解を採用し続ける。うまくできてようがいまいが、それとは全く関係なく、あらゆる願望実現や幸せは既にあなたのものなのです。
何を考えているか、何を感じているかは関係がない
そうすることで、他の人に対しても、その人の行いと彼の幸福とを関連づける必要がなくなる。これで自分の中から、現実世界に対する「理不尽さ」という属性が解消される。
それを許すだけでいいのです。それに目を向けるだけでいいのです。「ここにあるものを見よう」という、単純な意図だけでいいのです
3.【実践】3個の行動ポイント
- 得るためには何か努力をしなくてはならないという大原則で、なにかいろいろやってきたということを、やめる
- 全てを既に得ているということを、受け入れる
- 感情・行動・思考・観念と、自分の幸せとを完全に切り離す
4. ひとことまとめ
何を考えているか、何を感じているかは関係がない。全てを既に得ているということを、受け入れる。